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アラーム・フォー・コブラ11 シーズン8 邦版第14話 地獄からの脱出
第8シーズン 第120話 Extrem(直訳:極端)
銀行強盗の後、犯人は高速道路を1ボックス・カーで逃げる。ヤンとゼミルは追跡を開始、しかし、車は突然およそ300km/hにスピードを上げて、消え去っていく。ヤンとゼミルは、ただテールランプを見送るしかなかった。二人は、まず地元のチューニング工房から捜査を始める。状況を分析すると、リコとインディラ・アーベルの姉弟が経営する店が怪しい。ヤンは客のふりをして乗り込んだところ、店が落ち着いたたたずまいで、インディラ・アーベルの温厚な接客マナーからして、姉弟が犯罪に関わっていると思えない。この状況の場合、先に進むには潜入捜査だ。ヤンは、違法なレースに参加しインディラの心をつかんだ。しかし、弟リコは疑心暗鬼だ。ヤンは署に戻って状況説明。彼は、インディラとリコのチームが銀行強盗に関わっていないと説明。むしろ、ライバルである強豪ヴォルフのチームが怪しいと。それを受けてゼミルは、ヴォルフとその仲間を逮捕した。しかし、ヴォルフを取り調べている最中に、またもや銀行が襲われる。やっぱり怪しいのはインディラとリコのチームだ。ゼミルはヤンを非難する。恋におぼれ正常な判断を失っていると。ヤンはインディラの無実を証明すべく、彼女とそのチームの元へ戻る。しかし、思いもよらぬ危険が迫っているとは、ヤンの知るところではなかった。
(www.episodeworld.comを参考しにました)2008.5.7
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●アンヤ・ネヤリ(インディラ・アーベル)、フローリアン・ヤール(リコ・アーベル)、グイドA・シック(ヴォルフ)、ニコライ・テーゲレル
Eindruck 印象
 インターネットでドイツ語版を見た印象(1/2)
ルーシー
ハルトムートの恋人トヨタ・スープラ「ルーシー」は、先にストリーミングで見た第123話に出ていたので、なぜ今更紹介するのかな思ったら、よくよく順番を整理するとこの第120話で初登場で、先だったんですね。ハルトムートがチューンナップの内容をたっぷり説明してくれます。400馬力にパワーアップし、時速290km出る模様。車には詳しくないのでよく聞き取れません。ご勘弁を。
姉弟
上のシナリオは、最初「兄妹」と訳していましたが、番組を見ると逆なので書き換えました。ネットで調べると、インディラ役アンヤ・ネヤリが1975年ケルン生まれ、リコ役フローリアン・ヤールが1983年ベルリン生まれ。ヤン役クリスチャン・オリバーは1972年生まれなので、ヤンのお相手としてインディラはぴったりですね。
ところで、インディラは、少々悪女ぽくてヤンが一目ぼれする気持ちがよくわかります。彼女のグラマラスな等身大パネルは、私がまだ独身なら部屋に飾りたい(笑い)。それに比べると、リコは姉の新しいボーイフレンドが気に入らないようで。男同士、女をめぐって反目することはありえるけれど、姉と彼氏の仲をそこまで妬くか不思議でした。中盤で、インディラがヤンに姉弟の生い立ちを話し、視聴者の同情を買いつつ、クライマックスで、姉弟の深い愛情がよく出ていました。
気楽に見られる1本
クリスとゼミルの第11~12シーズンはシリアス・ドラマの雰囲気で、見る側も緊張を強いられる場面が多くありました。それを見た後に、この回を見ると、私の語学力でも吹き出してしまう事が多々あり、お気楽に見られる1本ですね。例えば、10分過ぎ、ヤンが、レースに出たいのでルーシーを貸してくれよと頼むものの、ハルトムートは断固拒否。最後に一言Ende der Durchsage!(放送終わり!)。相手に有無を言わせないぞ、との決意が伝わってきます。ところが、Nos(ナイトラス・オキサイドnitrous oxide system)というチューンナップのパーツを見せられて、一発OK。
レースで、アーベルとヴォルフのチームは1万ユーロ(約160万円)を賭けます。そこへ、ヤンがルーシーで登場。ヴォルフが「ルーシーを賭けてもらおうじゃないか」と言うと、会話を無線で聞いていたゼミルは「やめとけ」と言いつつ、隣にいるハルトムートには本当のことを言えずに、その場をごまかしちゃいます。もし真実を言えば、ハルトムートは「だめだ!」と声を上げて、ヤンの潜入捜査がメチャクチャになったことでしょう。
このレースをやっている飛行場は、「舞台背景」のページで紹介したビットブルグ飛行場でしょうね。939ユーロ払えば、あなたも「合法的」に走れます。
サブ・ストーリーで、アンドレアとゼミルは、結婚記念日(違うかも。よく聞き取れません。ドイツ語の達人の方、教えて~。ちなみに、二人はほぼ1年前放送の第8シーズン・テレビムービーで結婚し、子供はまだ)を忙しくて祝えずにいます。これにもちゃんとオチが用意されていて、手抜きのないシナリオに感心しました。
とても楽しい回で、カー・アクションシーンも申し分ない出来だし、目の肥えた日本の視聴者にも十分喜んでもらえると思います。会話がポイントなので、日本語版のリリースを期待します。2008.5.11
日本語版(BS11で2009.7.8放送分を見た印象)
ルーシー
ハルトムートがルーシーの性能を説明してくれます。日本語の字幕を見ても素人には何の事やら。ドイツ語が聞き取れなくても仕方ないかなと思いました。ハルトムートは「時速285km」と言っているようですが、ヤンがインディラに説明するときは「時速295km」と10kmサバ読んでいるもよう。
その後のシーンで、インディラが「あなたの車じゃないでしょう」と尋ねると、ヤンが「何故」と逆に問いかけ、インディラが「整備工にしては手がきれい過ぎる」と答えます。ここはドイツ語版で聞き取れていなかったな~。メカの専門的な話にヤンが答えられなくて、ボロが出たのかなと思っていました。「手がきれい」と言われれば、ヤンも降参ですね。
アンドレアとゼミルのサブ・ストーリー
字幕を見る限り結婚記念日ではなかったですね。
先に寝入ったアンドレアが、遅く帰宅したゼミルに残したメモに「バカ亭主!」という字幕が出てびっくり。自分の事を言われているようで、しがない亭主としては辛いな~。メモには「Vielen Dank für den wunderbaren Abend(素晴らしい夜をありがとう)」。字数が限られた字幕では「バカ亭主」でもしかたないでしょう。
ただ第157話で、遅く帰って来て「ゴメン、起こしちゃね」と言うゼミルに、「帰ってきて嬉しいわ」と答えるアンドレア。アンドレアは、ゼミルのよき理解者であり、知性と教養を持った妻なので、「バカ亭主」のメモは彼女らしくないな~。第157話まで、この回からまだ2年半ほどあるので、その間にアンドレアが精神的に成長した、ということかな。
スティーブ・マックィーン主演の「ブリット(1968)」
ベット・シーンでヤンが「この映画を見て、アメリカへ行きたいと思った。」と夢を語るシーン。私はこの映画を見たことがないので、詳細はWiki※に譲るとして、「ブリット」は刑事物の映画らしい。意外とこれって、クリスチャン・オリバーの本心では。だってアウトバーンコップの撮影を終えたら、アメリカへ行っちゃったんですから(この記事を書いている時点では、Wiki※によれば、ドイツとロスを往復しているらしい)。
隊長室の左手が休憩室
ヤンとゼミルが「潜入捜査をさせて欲しい」と隊長室へ行くと、隊長は隊長室を一旦左手へ出て、休憩室の冷蔵庫からペットボトルのようなものを取り出して、一口飲んでまた隊長室へ戻ります。いつも隊長席に座ったままのシーンが多いので、これは珍しい。しかも隊長室と休憩室の相対的位置がわかります。こんなシーンを積み上げていくと、署の間取り図が見えてきますね。
ゼミルの相棒が降板するときのお約束
必ずベットシーンがあるみたい。アウトバーン・コップの卒業祝いですかね。
アンドレ:第45話・第46話、潜入捜査し豪華クルーザーでベットシーン。
トム:第93話・第94話、1回目の降板、新しい彼女とベットシーン。
ヤン:今回、潜入捜査しインディラとペットシーン。
トム:第11シーズンTVムービー、2回目の降板はベットシーンなし。ペトラと執務室でキス・シーンのみ。
クリス:第172話、かつての秘密捜査官の同僚と再会しベットシーン。
たぶんスタッフの間で、どんなシナリオにするか、キャストを誰にするか、盛り上がるんでしょうね。私も話しに入れて~(笑い)
2009.7.12
インターネットでドイツ語版を見た印象(2/2)
これ以下ネタバレ
ヤンが降板する回ですが…
この回が最初にドイツでテレビ放送されたのは2004年11月18日。その当時はまだ、インターネットのストリーミング放送がなかったので、日本にいる私は、結末を知らない方が、先々番組を見るときにいいよなと思いつつ、どうしても知りたくなってドイツ人の友人にメールして内容を教えてもらいました。ただ、いまひとつ何故これが最後の回なのか飲み込めないままでした。今回、見ても飲み込めないですね。一応「潜入捜査で瀕死の危機に陥り、愛する人を失ってリタイヤ」との整理になるものの、煮え切らないですね。ヤンには再登場してもらって、きっちり最後を締めてもらいたい(笑い)。
ヤン役クリスチャン・オリバーは、アウトバーンコップの撮影が終わると、アメリカへ行っていますので、個人的な事情があったのでしょう。2008.5.11
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専用ページへ移動しました。2013.12.7
 
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介