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第11シーズンテレビムービー(アラーム・フォー・コブラ11) 死のパスポート
Auf Leben und Tod(直訳:生と死の狭間で)
トムとベトラは恋人同士だが、ゼミルや他の同僚には秘密だ。ゼミルが、トムの新しい恋人の名前を聞き出そうとしていたその瞬間、出動がかかった。人身売買の容疑でローマン・ゲーレンを捜査中、犯人のトラックが高速道路で逃げたのだ。トムとゼミルは追跡を開始し、止めたトラックの積み荷に驚く。それ以来、トムとゼミルは凶悪な人身売買組織の捜査に巻き込まれる。
捜査で悲劇が起きる。重要証人を守ろうとして、トムは待ち伏せに遭う。ゼミルはトムの助けに急ぐが遅かった。トムは撃たれた。でもゼミルには、相棒を殺した男を「目撃する」という救いの手が伸びた。ゼミルはその男を現場で見たのだ。名前をマーク・イェーガーと言い、犯罪組織の一員で、自分自身の目的を追求しているように見える。なぜ、彼はトムを殺したのか。そして、どうして警察の上部組織は動こうとしないのか。ゼミルと殺人者との死闘が始まった。間もなく、ゼミルはひとりで戦うことに…。
(独RTL放送のサイト「RTLnow」を参考しにました)
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●クリスティアン・レドル(ローマン・ゲーレン)、ガブリエル・メルツ(エリック・ゲーレン)、ディートマー・ムエス(ベルント・ジーモン)、トーマス・フーバー
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象(1/2) 2007.7.15
視聴者を90分間TV画面に釘付けにする、アウトバーンコップのファンには十分満足な回だと思います。市街地でのスピード感あふれるカーチェイス、水上の追跡劇、ヘリからの応酬、見応えたっぷりです。
テレビ塔
画面の背後に頻繁に出てくる塔は、ケルンのテレビ塔 (Fernsehturm Colonius)です。同じRTL放送の「ザ・クラウンⅢハイタワージャック」は、この塔が舞台で、アンドレア役のカリーナ・ヴィーゼがゲスト出演しています。2007.7.15
DVDで日本語版を見た印象 2008.5.24
前半、マーク・イェーガー(クリス・リッター)を追うゼミルの表情は凄い迫力です。エルドゥアン・アタライはすでに10年以上ゼミルを演じていますが、今の彼だからこそ出せる表現だと思います。第1~2シーズンでは、まだ若くて、仮にこのような場面でも迫力に欠けるでしょう。逆に第2シーズンではトカゲみたいにかろやかに、ほふく前進する場面がありました。これなんか、今のゼミルには難しいかも。年相応のすばらしい演技をする。だからそこ長寿番組なんでしょうね。
それと、次回から秘書を務めるスザンネ・ケーニッヒ役ダニエラ・ヴッテが冒頭のトルコ・パーティに一瞬出ていました。
チップ(Trinkgeld)
番組中盤、マーク・イェーガーが、赤いフェラーリを持ってきてくれたホテルのボーイへさりげなくチップを渡します(お札らしい。太っ腹!)。チップは、ドイツ人にとって必要経費ですから、自然に渡せるのでしょう。日本人にとって、頭で理解しているつもりでも、余分な経費にしか思えません。だから、渡航したばかりの頃は不慣れも手伝って渡す際ぎごちないし、受け取る方も身構えていましたね。チップを渡すことは、ドイツ人にとってありきたりでしょうが、日本人がこれだけさりげなく渡せれば、あなたも立派な国際人?
赤いフェラーリが2台?

その赤いフェラーリ。ナンバーにご注目。「B MJ691」と「VS FK360」があります。でもなぜ見つけて下さいと言わんばかりの「赤」なんでしょう。マーク・イェーガーは隠密行動なんだから、目立たない車がいいですよね。ゼミルがどの車を追っているか、視聴者にはっきりわかるようにサービスしているのはわかりますが(笑い)。
デュッセルドルフ市立劇場
市街地でのカーチェイスの最後、ゼミルが、借りたBMWで飛び込む広場の後ろは、「デュッセルドルフ市立劇場(Schauspielhaus Düsseldorf)」。何かイベントが行われているようで、そこへ華々しく?ゼミルが登場。2008.5.24
は~い、2015年春デュッセルドルフへ行ってきました。ロケ地探訪第五弾その2>52-3デュッセルドルフ市立劇場をご覧ください。2015.7.9掲載
インターネットでドイツ語版を見た印象(2/2) 2007.7.15
これ以降、ネタバレあり
トムの最後は「修二と彰 青春アミーゴ」の歌詞を思い出しました。携帯で呼び出すも、間に合わなかった・・・。
トムの葬式で、ゼミルは喪服も着ず花を手向けると、そそくさと帰ります。トムを助けられなかった自分に腹が立つのでしょう。そして番組の最後、ゼミルは喪服を着て、トムの墓に手向けた花輪の白いリボンを整えます。リボンに書かれた文章が泣かせます(答えは番組で)。さらに、ネタバレになるので詳しい場面の説明は遠慮しますが、番組の最後、警察本部と思われる建物でエンゲルハート隊長が見せる表情が、トムを亡くして悔しいとの思いがよく出ていました。これでやっとトムは成仏できそう。
私は、涙もろいのでラブストーリーは好んでみません(でも、鈴木保奈美、織田裕二が主演した「東京ラブストーリー」には、はまりました)。 だから、この番組のように見終わってスカッするジャンルが好きです。ただ、アウトバーンコップで、過去にも一度だけ泣いたことがあります。第44話哀しきリベンジャーで隊長のラブストーリーの回でした。隊長の化粧が最近濃くなったな~。歳のせいかな。
主役交代
視聴者は、トムが殉職したので、クリスに交代するとわかって見ています。ゼミルは、二人は敵同士と最初思っています。オイオイこれで相棒になれるのかよ、と心配しつつ見ていたら、クリスは犯罪組織を検挙する、ゼミルはトムの敵を討つ目的であっさりと共闘の仲になり拍子抜け。ただ、次回以降を見ていると、クリスの暴走ぶりに、隊長・ゼミルは相当手を焼いているようで、本当の相棒と呼べるには時間がかかりそう。2007.7.15
ロケ地探訪 2011.9.16追記
ケルン・ホーエンツォレルン橋の愛錠 43分過前後、深夜ゼミルが意気消沈して橋を渡るシーン
橋は、背後にケルン大聖堂が見えるため、ロケ地探訪2>ケネディ河畔で紹介したホーエンツォレルン橋。シーンは左の写真11TV-1とほぼ同じ構図。ロケ地探訪6>トレンドで紹介したように、この橋には今現在たくさんの南京錠が掛かっていますが、この回が製作された2006年9~10月にはまだ掛かっていないことがわかります。
その次、塀の上に腰掛けて涙を流すシーン
ゼミルが腰掛けた場所は左の写真11TV-2の左下隅、黒い損傷があるあたり。まさか私もそんな場所に立って写真を撮っていたとは。
ケネディ河畔写真2-9-6の夕日は、午後8時過ぎ撮影。そして写真11TV-1は午後9時前の撮影なのに、まだ橋の外灯は点灯してません。それだけ日が長いですね。
番組に戻って、ゼミルは、外灯が点灯し暗闇の中を歩いています。深夜の撮影かな。ロケって大変。役者さんは体力勝負ですね。更にこの番組はアクション・シーン満載だから、想像するだけでも凡人には腰が引けます。
写真11TV-1(写真5-2-5と同じ)
写真11TV-2
次の写真は、ラインタワーから眺めたデュッセルドルフの港湾地区。ロケ地探訪1>ラインタワーで紹介した写真1-6-5はこの写真をトリミングしたもの。
実は、この写真に今回のロケ地が2ヶ所写っています。写真をマウスポインターで指示すると、場所が表示されます。
写真11TV-3
赤丸を拡大すると左の写真。
64分、船内にいる東洋系の女性が甲板に上がろうとすると、監視の男から怒鳴られるシーンの後、橋の裏面と白いタンクが4本写ります。
橋はライン川に架かる鉄道橋。もうデュッセルドルフ港に近いというサインですね。
写真11TV-4
青丸を拡大すると左の写真。
港に着いた船。クライマックスで警察と組織が派手なアクションを繰り広げます。背後には外壁の黄色いアクセントとDeukaと書かれた鳥のマークが何度となく写ります。調べてみるとDeukaは配合飼料メーカーのブランド。
Deutsche Tiernahrung Cremer GmbH & Co. KG deuka※独語
ゼミルがモーターボートで格闘する場所は、航空写真で見るとこの建物の裏手の運河らしい。
2011.9.16掲載
写真11TV-5
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介