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第18シーズン 第245話 日本未公開
Die kleine Prinzessin(直訳:小さなプリンセス)
イェンゼン夫婦が開発した新薬に隠された謎は。
カーアクションよりもボディアクションに力がはいる。
Episodebeschreibung シナリオ
17才のハンナ・イェンゼンは、ヒッチハイクで誘拐の危機に直面したが、間一髪ゼミルに助けられた。ハンナは青少年福祉施設から脱走してきたことが、直ぐに判明する。ハンナの目的は、自力で母を殺した真犯人を捜し、父の無実を証明することだ。ハンナは、コブラ11に渋々従って施設へ戻ることとするが、逃げるチャンスをうかがう。そして3人には麻薬マフィアという強大な悪が迫っていた。ベンとゼミルが事件の全貌を知ったとき、それはハンナにとってほとんど手遅れだ。というもの、両親が重要な事を隠していることなど、知るよしもなかった。
fernsehserien.de[※、独語]を参考にしました)2013.10.28掲載。
Darsteller 出演
カール・アハライトナー(Dr.ハーブスト)、ヘンドリック・ディラン(Dr.シュテファン・イェンゼン)、モーリッツ・フールマン(Dr.アダメク)、アンナ・ユリア・カプフェルスペルガー(ニナ)、パウラ・シュラム(ハンナ・イェンゼン)、ベルト・ボーリッツ(ロルフ・モルダース)
Eindruck 印象
ハンナの父シュテファン・イェンゼン役はヘンドリック・ディランとあります。そう、第二チーム(スピン・オフ)で主人公の刑事フランク・トラバーを演じた俳優さん。第二チームだけでなく本編(ゼミルと相棒)の方でも、時々ゲスト出演しています。最初は第27話で不良少年グループのリーダー役、第70話では結婚を考えている飛ばし屋役。そして今回は父親役と年齢に応じた設定みたい。2013.10.28掲載
ここまで放送前に掲載
視聴者が付いてくるか心配
冒頭の3分ほどは、いきなりゲーカーン夫婦のカウンセリングシーン。「これはゼミルの夢だろうか・・・」と期待を込めて見ていたら、夢じゃなかった。
冒頭のお約束は、高速道路を走る覆面パトの車内で、コブラ11がたわいもない話をしていると、犯罪者を目撃して追うとか、本部から指令があって犯罪者を追うパターン。それが今回の冒頭はソープドラマみたい。言葉がわかればともかく、日本の視聴者は待ちきれなくてチャンネルを変えてしまうのではと心配。マンネリを避けるべく制作者はいろいろ試しているのでしょう。よい方向へ発展して欲しいものです。
一方ベンは前回の第244話で登場したニナと進展してルンルン。前半、ニナが税関に勤めていることがわかります。
ゲスト出演
シュテファン・イェンゼン役ヘンドリック・ディラン
Teil1の11分過ぎディスプレイにイェンゼンの写真が写ります。スザンネの説明によれば、妻も医者で絵に書いたような家族だったらしい。写真はいかにも犯罪者のような疲れた感じ。
中盤、公園で娘と落ち合います。「プリンセスを守るために脱獄した。」と。このあたりから表情が俄然いきいきとなった感じがします。イェンゼン娘とすてきな父娘を演じていました。
相変わらず早口なので、聞き取りにはよい練習です。
アクションシーン
今回も撮影所のオープンセットも含め、高速道路のシーンが全く無し。なので、車がらみの派手な爆発シーンは無し。その分、ボディアクションに力が入っている感じ。
●冒頭は、一般道。前方に一瞬ケルンのTV塔が写るため、これもケルン市内らしい。
●中盤はオフロード。犯人はボルボで逃げます。コブラ11の車が水面へダイブするシーンの前後に、これもボルボの黄色い建設機械が写ります。意図的なものがありそう。
●クライマックス。ハンナがゼミルのBMWを盗んで犯人とのミーティング・ポイントへ。いいな~、私もゼミルのBMWを運転してみたい。その後ベンの空中戦。当然安全は確保してやっていると思いますが、数メートルの高さでも足がすくむ私としては、ハラハラ・ドキドキ。
ロケ地探訪
ケルンの見慣れた? 風景が断片的に写ります。
冒頭 シティ・ツアーの2階建てオープンバス。この手のバスは、多く走っているベルリンの印象が強いんですが、ケルンもあるんですね。公式サイト(※、独語)によれば、ヘッドフォンで日本語の案内もあるらしい。
中盤、犯人のロルフ・モルダースの住まいにハンナが乗り込みます。雑然としたバラックのようなエリアは、第219話で紹介したオドニーンOdonien。
後半のDr.ハーブストのオフィスやクライマックスの工事現場は、ゲーリング円形建物(ロケ地探訪第三弾その2>ゲーリング円形建物)。この建物を訪れたとき工事中だったので、同じ時期にロケが行われてのでしょうか。窓越しに見える角錐屋根の古い建物は、聖ゲレオン教会St.Gereon。
今回のドイツ語
今回のタイトル「Die kleine Prinzessin」を機械翻訳にかけると「小公女」と出ます。「あ、そうか。テレビ・アニメなどにもなった児童文学のタイトルか」と気づきました。英語だと「The Little Princess」。幼い頃は「小公女」の英語訳とかドイツ語訳とか考えないので、この年になっておそまきながら新鮮な発見でした。
2013.12.6掲載。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介