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第24シーズン 第343話 日本未公開
Dienstschluss(直訳:終業)
ザ・クラウン」の主人公を演じたスヴェン・マルチネクがゲスト出演者。
ゼミルと隊長とで事件の見立てが異なり、その後も対立が解けないままクライマックスへ。
Episodebeschreibung シナリオ
ブレッカー刑事は、硬派の走り屋グループ・カーニヴォルスの一人カルステン・ユングを射殺する。ゼミルには、正当防衛ではなく殺人に思えた。しかし当事者の警官は、警察署長の後ろ盾があるため、クリューガー隊長までもコブラ11に背を向ける。警察署長が殺害され、対立はますますエスカレートする。(www.rtl.deを参考にしました)2019.10.27掲載、11.2一部修正。
Darsteller(Rolle) 出演者(役名)
ゲスト出演のみ紹介●
ピッコ・フォン・グローテ(警察署長ユリア・デルンホッフ)
スヴェン・マルチネク(カーニヴォルスの右腕ビック)
パウル・ファスナハト(射殺されたカルステン・ユングの兄で、カーニヴォルスの親分の[マッツェ]マティアス・ユング)
ガブリエル・メルツ(刑事アンドレアス・ブレッカー)
マックス・レルチュ(国務長官)、ベルント・レーホイザー(議長)、ディルク・ジンプソン(ブレッカーの同僚刑事ゲルト・リマー)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象
クライマックスで、この番組らしいアクションシーンがありますが、それまで会話の連続。
射殺されたカルステン・ユングの名前がたびたび会話に出てくるし、カーニヴォルスの親分マティアス・ユングは、仲間内で「マッツェ」と呼ばれていて、顔と名前が一致するまで時間を要しました。加えて役所内で話されるオフィシャルな会話が難しい。
ヒヤリングを繰り返しましたが、私の拙い語学力では、大枠はわかるものの、ディテールは未解明。日本語版が欲しけど、今話のシナリオだと日本リリースは厳しそう。
シナリオの補足
一部憶測も含みます。間違っていたらゴメンナサイ。
ポイントは、最初のカルステン・ユング射殺の見立て。ゼミルは、殺人。隊長は、正当防衛と判断。この見解の違いから、次に発生する警察署長殺害も二人の受け止め方は全く異なり、二人の溝はますます深まっていきます。
●冒頭、コブラ11は日常の会話。パウルは父のことを「調子はまずまずだ(今話のドイツ語注1参照])と言って、駐車場での出来事を話す。
●警察での聴取
ゼミルは、「カルステン・ユングは、銃を落とし、丸腰だった。彼が銃を持っていたのなら、(二人が向き合ったときに)、自分を100%撃ったはずだ。それが、ブレッカー刑事から射殺された時は、銃を持っていて不自然。」と陳述。
しかし事件当時は暗く、ゼミルは、ケルンの地ビールを2杯(200cc×2杯)飲んでいたことから、酔っていたのではと反論され、隊長もゼミルに不信感。
(中略)
●署長室で
署長デルンホッフは、ブレッカー刑事を、「担当エリアの治安が良い。」と持ち上げますが、「カルステン・ユングは、本当に銃を持っていたか。状況はグレーゾーン(今話のドイツ語注2参照])だ。明日、現場検証したい。」
>署長はブレッカー刑事を疑っているもよう。
●署長は車中から、クリューガー隊長へ電話。「今朝のあなたは正しい。」と言ったところで、電話が切れる。
署長の車は、アウディから襲撃。この色のアウディは、ブレッカー刑事の覆面パト。
(中略)
●Kapitel2の中盤、コブラ11の執務室。
コブラ11は次のように分析。ブレッカー刑事らのカーニヴォルスへのガサ入れは、あまりに見事。誰かカーニヴォルスに警察に通じている者がいる。ビックだろう。それを嗅ぎつけたカルステン・ユングの命が狙われた・・・
●射撃場でコブラ11から問い詰められたブレッカー刑事は、「アウディは盗難にあった。」と言い訳。
今話のドイツ語
注1:den Umständen entsprechend sein ・・・の調子(病状)はまずまずである。
注2:Grauzone グレーゾーン
ロケ地探訪
Kiosk RASALA ラサラ・キオスク Weidengasse, 50668 Köln
冒頭、コブラ11がビールを飲むシーン。ケルン中央駅の北側、第337話のロケ地から120m、徒歩1分半。数話分をまとめて撮影されているもよう。
クライマックスのロケ地探索もしたいけど、新作の同日2本立てで時間が限られるため、次話へ行きます。注
2019.11.4掲載。
注:2023年春ロケ地を訪れました。ロケ地探訪第十弾その2
102-9 ラサラ・キオスク 2軒隣のバーが気になります。2023.7.23追記
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介