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第2シーズン 第30話 日本未公開
Schlag zu!(直訳:打撃)
アンドレは空手道場で練習中、突然同じ練習生のオラフから不意打ちを食らった。アンドレは軽くあしらっただけにも関わらず、オラフは死んだ。キンダーマン刑事は撲殺の罪でアンドレを告訴し、アンドレは停職となった。しかしゼミルは同僚の味方だ。ゼミルは親しい医師の助けを借りて、オラフがあるドーピング禁止薬物で死んだに違いない事を探り出した。偶然ではなかった。オラフの死は、かつてアンドレから刑務所送りにされたウンガーの復讐計画だったのだ。ウンガーはもう一つ成功した。アンドレが心筋梗塞を起こすほどの過剰な量の薬剤を食事に混ぜたのだ。二人の死闘が始まった…。(www.episodeworld.comを参考しにました)
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●イルメリン・ベーリンガー(ヤァネッテ)、ボリス・レーマン(オラフ)、フランク・ケスラー(ウンガー)、レオン・ボーデン(キンダーマン刑事)2008.3.9
Eindruck 印象
カーアクション番組として見ると全く面白くありません。アウトバーンコップのファンでレギュラーメンバーのキャラクターが分かっている方であれば、それなりに楽しめると思います。会話が結構愉快なので、日本語版で皆さんに楽しんでもらいたいな~。
キンダーマン刑事は、アンドレをはじめゼミルや隊長の気持ちを逆なでする言葉をぬけぬけと連発するので、視聴者もイライラ。冒頭に少しだけ出演するキンダーマンの同僚刑事は、先週紹介した第137話で殺し屋イエンス・グルンネルト役で出ていました。
アンドレの空手が見どころ(人によってはゼミルのベッドシーンが見どころか)
今回アウトバーン(高速道路)は出てきません。冒頭、少年グループを取り逃がしたアンドレとゼミルが署へ帰ると、早速隊長からお仕置き。「署長から、(高速道路管轄の)高速警察隊が町中で盗難車を地下鉄まで追いかけて何していたのか説明して欲しい、と連絡よ。」言い方はソフトですが、かなりきつい内容。
カーアクションは冒頭だけ。後は車すらほとんど出てきません。後はアンドレが特技の空手を十二分に見せてくれます。ラストの格闘シーンは迫力満点。こんなまとめ方もあるのかと、いつものカーアクションと違ったクライマックスに、これはこれで楽しめました。
一方ゼミルは、相棒の濡れ衣を晴らすため奔走すると共に、アンドレアとも進行中。冒頭アンドレが「昨晩パーティだったんだろう。アンドレアを送って行ったのか」との問いに、ゼミルは行かなかったと答えます。
(テラスでのシーン)それで罪滅ぼしなのか、ゼミルはアンドレアへ「Tausend und eine Nacht(千夜一夜物語)」の本を贈ります。おとぎ話はアンドレアの趣味らしい。
ところで「千夜一夜物語(別名アラビアン・ナイト)」と言えば、アリ・ババやシンドバッドの話が有名ですが、改めて調べると「王に嫁いだ娘が、1001夜に渡って毎夜王に面白い話をした」物語集。
ナルホド、毎晩会って話をしてくれと、ゼミルからアンドレアへのプロポーズですかね。その後のシーンで、ゼミルがアンドレアを車で送ります。ゼミルは、一旦友人の医師との約束(亡きオラフはまばたきしてました。死人役は辛い)を済ませた後、「千夜一夜物語」が効いたのか見事ベッドイン。翌朝署でふたりが調べ物をしながらキス。それをボンラートが微笑ましく覗くシーンがダメ押しでした(私もボンラートと同じ気持ち)。
シナリオの補足
若者が多数出てくるので、俗語連発で難しいかなと思いましたが、みんなハッキリ発音してくれるので(笑い)、聞き取りはしやすい方で、ストーリーも単純だし、ドイツ語教材としても悪くない。でも人に説明できるほど聞き取りに自信ありません。間違っていたらゴメンナサイ。
ゼミルは、友人の医師の助けを借りて、オラフの死因がEPOという薬物であることをつかんだ。ベッドシーンでゼミルが説明すると、「明日パソコンで調べてみるわ」とアンドレアが答える。
翌朝アンドレアが極秘情報を調べると、EPOでの死亡者が二人いることが分かった。現場は刑務所だ。
ゼミルは刑務所長と会う。EPOに関して、囚人だった化学者のジィッツマンの名前が挙がる。所長によれば、彼は既に釈放されているが、昨日アジトで爆死したので、もうEPOを取り扱うことはない。ジィッツマン自身は作るだけで、密売担当はウンガーだった。
ウンガーも釈放されており、これでEPOとウンガーがつながった。ゼミルはアンドレからの留守番電話を聞き、電話ボックスにかけ直すが、アンドレは立ち去った後だった。ゼミルはアンドレアに、電話番号を手掛かりに電話ボックスの場所を調べてもらう。BMWの覆面パトで急行するゼミル…。
Rathaus Spandau(シュパンダウ市役所、番組と関係ないドイツ語学習者の独り言)
冒頭、地下鉄の駅名が一瞬写ります。調べてみるとベルリン地下鉄7号線の西の終点。Wikiによれば「第二次世界大戦後、シュパンダウは西ベルリンのイギリス統治下におかれ、1876年に建築されたシュパンダウ監獄はニュルンベルク裁判で禁固刑の判決を受けたナチス戦犯を収監した。その内の一人であったルドルフ・ヘスの死後、シュパンダウ監獄は連合国軍によって解体されショッピングモールへと変わった。」とあります。もしかすると、アンドレとゼミルが走り回ったあたりかも。
無賃乗車は高くつく
ところで少年グループは、盗んだ車でホームまで降りて、切符も買わずに電車に乗って逃げます。日本だと途中に改札ゲートがあるので物理的に不可能ですが、ドイツは改札がないのでありえるかも。「エ~、改札が無かったら無賃乗車出来るじゃない」と思えますが、代わりに時々車中に覆面の検札が回ってきます。このときに有効な切符を持っていないと罰金を取られますよ。
ベルリン地下鉄に東の兵士がいた!
ベルリンの地下鉄と言えば、まだ東西ベルリンに別れていた頃、西ベルリンの地下鉄で、路線の一部が東ベルリンを通って、また西ベルリンへ抜ける路線がありました。東ベルリン内の駅はノンストップで通過、ホームには銃を持った兵士が立っていて、東西冷戦の最前線であることを思い知らされたものです。ただ東ベルリン内でも一つだけ降りられる駅(Kochstraße)があって東ベルリンの玄関口でした。このKochstraße駅は東ドイツ領内なので、空港の免税店のように西側のタバコを安く売っていて、東ベルリンに入国せずとも途中下車するだけで買えるので、西側の人でごった返していました。こんな時代もあったのかと、今じゃ信じられないですね。と言うか、自分が生きているうちに壁が崩壊するなんてことも考えてなかったので、信じれられない事ばかり。
20数年前の記憶なので違う部分があるかも。正確な情報をお持ちの方がいらしたらご教示下さい。2009.1.26
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介