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アウトバーンコップ
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セル版:アラーム・フォー・コブラ11 シーズン12 第9話 会社合併の真実
レンタル版:ブラックレイド Cobra11 Season2-5 第1話 会社合併の真実
第12シーズン 第171話 Exodus(直訳:幕切れ)
ゼミルが、企業買収に絡む殺人事件を追う。
小さい体で走ったり飛び跳ねたり、ゼミルのボディ・アクションが見もの。ヘルツベルガーの「私服刑事」は、渋い衣装でガラにもなくおしゃれ。
Episodebeschreibung シナリオ
高速道路で車線を外れた車が、多重衝突を引き起こす。ゼミルは、運転手がナイフでズタズタに刺された事がもとで死に至った、と突きとめる。死者はヴァルター・ホップだ。ホップは、最近シュタルク株式会社からの買収が成立したヘマー工場の従業員だ。最初の容疑者は、買収に反対し、死者とは逆の立場のフランク・ケーラーだ。彼は逮捕を逃れ、別れた彼女で、ヘマー工場の買収を担当するプロジェクト・マネージャーのウテ・バウマンに連絡する。ケーラーは無実を主張し、助けてくれるよう訴えた。シュタルク株式会社がヘマー工場を買収した後、工場や職場を継続する計画はウソだ、という証拠をケーラーは握っている。ウテは会うことにし、ゼミルにも通報する。ケーラーはゼミルによる逮捕から逃れるも、何者かから意図的にひき殺された。ケーラーが疑念を抱いていた、閉鎖し生産を外国へ移転する計画は、間違いない。ウテは、この疑惑と、シュタルク株式会社のマーケティンク部長で、今の彼氏シュトゥルムの行動に疑問を持ち、ヘマー工場を閉鎖する証拠を自力で探す決心をする。
(www.episodeworld.comを参考しにました)2008.4.12
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●シュテファニー・ケルナー(プロジェクト・マネージャー、ウテ・バウマン)、シュテファン・フェダーゼン=クラウゼン(バウマンの元彼フランク・ケーラー)、アンドレアス・ブルッカー(シュタルク株式会社マーケティンク部長シュトルム)、ゲッツ・ブルガー(ルドルフ・ヘマー)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象 2008.4.20
上のシナリオで終わらないのは、毎度の事ですが、視聴者を見事に裏切ってくれるシナリオです。「エクソドス計画」の黒幕は誰か、最後までお楽しみ下さい。冒頭、ケーラーに逃げられてしまいます。でも簡単に捕まっちゃうと、ケーラーの証言で追跡劇もなくあっけなく事件解決となり、面白いドラマにならないでしょうから(笑い)。ところで、シュタルク株式会社は、日本語に訳すと「強力株式会社」、バウマンの彼氏シュトゥルムは「嵐」。分かりやすい設定で、私の語学力でも十分楽しめました。
コブラ11とコブラ19
クリスは住まいが水漏れのトラブルでお休み。ヘルツベルガーが私服でゼミルのお供。冒頭のクラシュシーン、ヘルツベルガーが無線で呼びかけます。「コブラ11より本部へ。」 この場合はヘルツベルガーも「コブラ11」になるんですね。
中盤、ヘルツベルガーとボンラートがいつものポルシェ・カイエンで出動すると、ボンラートが「コブラ19」と言っています。ところで、冒頭に流れるロック・ミュージックは、クラッシュ・シーンと不思議に合っていますね。
ゼミルの相棒はバウマン?
ケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋。このふたつは、ケルンの代表的な風景です。15分過ぎケーラーはその橋のたもとの公衆電話からバウマンへ、「助けてくれ」と電話します。「じゃ、10分後にウィーン広場でね。」(地図や鉄道の路線図を見ると、地下鉄かタクシーで飛ばせばたどり着けそうで、位置的には合ってますね。)
次のシーン、ケーラーはバウマンとウィーン広場で会い、ゼミルに気づいて逃げだし、殺し屋のヤン・メッツラーにひき殺されます。ゼミルが死体のところへ。その後、バウマンが表れ、ケーラーに駆け寄ろうとすると、ゼミルから「しっかりと」抱きしめられ、止められます。バウマンは、元カレの死と言え、助けきれなかったやりきれなさがあるのでしょう。その後、ゼミルは「責任は無いよ。真実を突きとめよう。」とバウマンを慰めます。そして二人の共同捜査がスタート。
バウマンは今の彼氏シュトゥルムと会います。恋人同士なのに、ビジネスマン同士のやり取りみたいに、激しい口論。「信じろよ」と言われてもね。鈍感な私でも、彼女の辛さが伝わってきます。番組のクライマックスを見ると、ゼミルはバウマンに対してまんざらでもない様子。バウマンは全く気が無いようですが(笑い)。
バウマンを演じるシュテファニー・ケルナーは、ドイツ的美人ですね。初めて見ましたが、検索すると連ドラに出演したりしているので、ドイツでは知られた女優さんのようです。
ロケーション
看板、商店のディスプレイ、蛇のような路面電車、地下鉄などなど、壁の落書きも含めて、日常の何気ない風景を懐かしく見ています。ケルンは大聖堂周辺しか行っていないので、次回訪れたときは、ロケ現場を回ってみたい。チタンシルバーのBMWで!(笑い)
この番組はドイツでドイツ人によって演じられています。しかし回によってはドイツ的な風景が写らず全く無国籍に感じる時もあります。今回、アウトバーンコップとしては平均的な作りですが、個人的にはドイツを感じ、楽しめる回でした。2008.4.20
は~い、ロケ地探訪してきました。ロケ地探訪2をご覧下さい。左下写真は蛇のような路面電車(ケルン市内で)、右下は鉄道沿いの落書き(デュッセルドルフ市内で)。この項2011.8.28追記
蛇のような路面電車 Strassenbahn落書き Gekritzel
DVDで日本語版を見た印象
ゼミルが走る!
クリスが休みなので、ゼミル一人で頑張っている印象です。小さい体でよく走り、殴り合いまで。ゼミルファンには見逃せないでしょう。
買収される工場「ヘマー」は、日本語だと「ヘマな工場」だとネガティブに聞こえてしまい滑稽でした。
一流のゲスト出演者
後半、バウマンが、シュトルムのパソコンを操作する前後のシーン、その後シュタルク社長も現れます。いよいよ「エクソドス計画」の全貌が明らかになるシーン。いずれの役者さんも凄い表現力ですね。顔の表情、動作、セリフのひとつひとつとっても、プロ根性を感じます。しかもはっきりしゃべってくれるので、とても聞き取りしやすい。
前回は投資話、今回は企業買収と、カーアクションの凄まじさと比べると、殺人事件が絡まなければわりとどこにでもありそうな話。裏返して言えば、ニュースでよく流れるようなテーマなので「現代用語」のオンパレード。改めてこの番組は楽しみながらドイツ語を学べる最高の語学教材だと感じます。
三菱 コルト
冒頭に亡くなったホップの家族が乗っていた車。Wikiによれば、「日本では(中略)苦戦を強いられているが欧州では高い評価と人気を掴んでいる。」とあることから、この番組に登場してもおかしくないのでしょう。
ところでホップの妻は、夫が亡くなったのにクールでしたね。一般的には「涙ぐみながらの供述」シーンだと思うのですが。
ホップの住まいは、第156話(邦題:特別機動隊の陰謀)で、SEK(特別機動部隊)の隊員セバスチャンの住まいと同じで、パーティをやっていた家でした。
Mitsubishi Colt Colt Z30 (seit 2004) de.wikipedia.org Date:24 March 2007/Author:Rudolf Stricker
Mitsubishi Colt Colt Z30 (seit 2004)
de.wikipedia.org
Date:24 March 2007/Author:Rudolf Stricker
以下は、かなりマニアックです。よろしかったらお読み下さい。
エクソダス Exodus (ドイツ語学習者向け記事)
原語で「エクソドス」と言っていたので、上記のようにそのまま「エクソドス」と書いていました。日本語版を見ると「エクソダス」になっています。そうだよな~、英語読みだと「エクソダス」。エクソダスはWikiによれば、「『出エジプト記』(しゅつえじぷとき、英語:Exodus)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。」とあります。う~ん、浅学なんでよくわかりません。お世話になっているSemir マニアの洒落言さんのサイト※に「映画「十戒」の海が割れて道が出来るシーン」とコメントがあって一発で疑問解消。ただこれでわかるのは御同輩でしょう。若い人にもわかるように、Croun Heights.info※というサイトから画像を借用しました。
Dokument(英:document) ドキュメント・文書
後半、エクソダス計画のフェイル名がパソコンのディスプレイ上に「Exodus.dok」と出ます。マイクロソフト・ワード(以下「ワード」と言う)のファイル名の拡張子は「doc」。つまり「documet」の頭3文字。ドイツ語では「Dokument」だから、ドイツでワードの拡張子は「dok」なのか? 念のため調べてみましたが、ワードのファイ名の拡張子は、ドイツでも「doc」。日本ですら「doc」ですからね。「dok」はパロディでしょうが、ありそうでなさそうな拡張子。同じワードのファイルでも国毎に拡張子が違ったら、他国からもらったファイルが開けなくて大変でしょうね。
日本語版スタッフの皆様、ご苦労様です。
日本語版DVDを作る場合、まず原語から日本語へ下訳をして、その訳を元に字幕版と吹替版をつくると思っていましたが、今回は下訳をする余裕がなかったのか、字幕版と吹替版は別々に作業されているようです。例えば、
・ゼミルらが殺し屋のヤン・メッツラーの住まいに踏み込む際、住まいの階数を字幕「3階」、吹替「4階」となっていました。原語はよく聞き取れませんが、「3」と言っているようなので、日本で言うところの4階が正解。ただこの場合何階だろうと番組の展開には問題なし。
・そのあとのクラシュシーンで、ボンラートが無線で字幕「コブラ19」、吹替「コブラ7」。原語は「コブラ19」でした。
意図的にそうされているのか、誤訳なのか私にはわかりませんが、誤訳だとしても、私もよく誤訳するので、人のミスをあげつらう意図など全くありません。それよりも、リリースが迫って限られた時間で、超特急で仕事を仕上げた苦労が伝わってきます。何の仕事でもお金を稼ぐことは大変ですよね。私としては日本語版を出して頂けるだけで感謝感謝です。
2010.3.8
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介