Eine Deutschlandreise 2025秋 ドイツ旅行 (1/4)
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Inhalt 目次
1 Kleinstädterundreise tei1 小さな町をめぐる旅1
2 Kleinstädterundreise teil2 小さな町をめぐる旅2
3 Bis Rostock ロストックまで
4 Köln und Rückkehr nach Japan ケルンと帰国
Überblick 概要
写真1-0-1
●ドイツを南から北へ周遊する3週間の一人旅
●2025年9月、単身で旅行。長崎からシンガポールを経由してフランクフルトへ飛び、鉄道バスやレンタカーで小さな町を巡り、ロストックやデュッセルドルフ在住の友人を訪ねて、フランクフルトから帰国
●掲載写真は全て自前。右はケルン中央駅近く、デュッセルドルフ在住の友人と会食したビヤホールの前で。
お断り
情報はドイツ語のウェブサイトなどからも仕入れています。固有名詞等、日本語の定訳と異なることがあるかもしれません。そのためできるだけドイツ語も併記しました。
趣味のドイツ語なので、正確さは担保できません。その程度の語学力だとご勘弁を。
円表示は交換時のレート 約1ユーロ=175円で計算。
※印のリンクページは、別ウィンドウが開きこのサイトを離れます。
Reiseweg 行程
9/11・ 12 福岡前泊シンガポール乗継泊  
13 フランクフルト空港①フランクフルト1泊
14- 16 オスナブリュックビーレフェルト②ケルン3泊バート・ホンブルク(スパ)エスリンゲン・アム・ネッカー・ポルシェミュージアム
17- 19 バート・ホンブルク(世界遺産)ビューディンゲン③シュヴェービッシュハル近郊3泊ヴァイカースハイムクレクリンゲンアンスバッハコンブルク修道院ミッヒェルシュタットミルテンベルク
20・ 21 シュヴェチンゲンロッシュメッセル④ケルン郊外2泊アッタ洞窟
22 フリッツラーハン・ミュンデン⑤ゴスラー郊外1泊
23- 25 ヒルデスハイム⑥ロストック友人宅3泊ヴェルネミュンデ
26- 28 ⑦ケルン3泊~友人と会食、市内散策、帰国前休養
29- 5/1 フランクフルト空港シンガポール乗継~福岡~長崎
青は経由地赤は宿泊地緑は観光地など ドイツ地図
全て自前で組み立てた手配旅行
今回は旅行半年前に計画。特典航空券はキャンセル待ち。それで全日本空輸(ANA)のエコノミーより安かったシンガポール航空のプレミアムエコノミーで渡航しました。シンガポール航空はANAと同じスターアライアンス・グループなのでANAのマイルをゲット。
●ケルンからロストックまで2,239kmをレンタカーで走行。そのため、この旅行記に出てくる「車」は、全て今回借りたレンタカーを指します。
宿は事前に日本からネットで予約
サービスエリア:SA、パーキングエリア:PA、ガソリンスタンド:GS、ドライブレコーダー:DRと略します。現地時間はマイナス7時間。
1.Kleinstädterundreise tei1 小さな町をめぐる旅1
1-1 Bis Singapur シンガポールまで
1-2 Flughafen Singapur Changi シンガポール・チャンギ空港
1-3 Bis Frankfurt フランクフルトまで
1-4 Relexa Hotel Frankfurt am Main リレクサ ホテル フランクフルト アム マイン
1-5 Osnabrück オスナブリュック
1-6 Bielefeld ビーレフェルト
1-7 Hotel Merian ホテル・メリアン
1-8 Bad Homburg(Spa) バート・ホンブルク(スパ)
1-9 Esslingen am Neckar エスリンゲン・アム・ネッカー
1-10 Porsche Museum ポルシェミュージアム
1-11 Bad Homburg(Welterbe) バート・ホンブルク(世界遺産)
1-12 Büdingen ビューディンゲン
1-13 Hotel-Restaurant Haus Nicklass ホテル・レストラン・ハウス・ニクラス
1-14 Nachwort あとがき
1-1 Bis Singapur シンガポールまで
●15:20シーハット大村→(路線バス)→15:42新大村駅 ●15:58新大村駅→(新幹線かもめ42号)→17:14博多駅
写真1-1-1 シーハット大村 写真1-1-2 新大村駅
左:福岡で前泊するため、シーハット大村での用地補償研修会を中座し、路線バスで新大村駅へ。新幹線への乗継ぎ時間は16分。ある程度の延着は見込んでいたものの新大村着は15:53で、乗継時間は5分
右:切符は事前に購入していたので、そのまま改札を通ってホームに上がると15:55。間もなく到着するのとの案内。きわどかった。
●博多ターミナルホテル 空港へのアクセス重視
写真1-1-3 客室 写真1-1-4 サニタリー
1泊素泊まり10,000円。大浴場は無いので、客室のバスタブにじっくり浸かりました。
写真1-1-5 夕食 写真1-1-6 いざ出発
左:スーパーで買った食材で晩御飯。
右:リュック、ショルダーバック(貴重品、お土産込み総重量6.5kg)を持って、いざ出発。
福岡を出発し、トランジットのシンガポール・チャンギ空港で1泊して、フランクフルトへ。フランクフルト到着は夕方なので、そのまま近郊のホテルにチェックイン予定。
福岡の天気予報は雨のち晴れ、最高気温33度、最低気温25度。シンガポールの天気予報は雨、最高気温29度、最低気温25度。
●宿~(地下鉄)~福岡空港国内線T~(内外連絡バス)~国際線T
写真1-1-7 地下鉄博多駅 写真1-1-8 内外連絡バス
左:6:25頃宿を出て、横断歩道を渡ってすぐの入口を降りると、地下鉄の改札口。6:31発に乗車。
右:福岡空港国内線ターミナル(T)では案内版に従って地上へ出ると、タイミングよく内際連絡バスが到着。国際線T着6時50分。宿を出て30分かからず
2024年は博多駅バスターミナルで国際線T行きバスに乗ろうとしたらインバウンド旅行者で溢れていて、結果的に宿を出発して約1時間かかったので、今日の宿からのコースが一番楽で早そう
●福岡空港国際線ターミナル
写真1-1-9 山笠の展示 写真1-1-10 ラウンジ福岡
左:搭乗券を受け取り、手荷物検査場へ。早朝で手荷物検査、出国審査(機械)ともとてもスムーズ。ターミナル内を少し散策。以前より、広くゆったり、店も多い
右:救急絆創膏を買い、7時44分楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスで入場できる4階のラウンジ福岡へ
写真1-1-11 朝食1 写真1-1-12 朝食2
下手なホテルの朝食ビュッフェより品数が多い。ビールやワインも無料。これが楽しみで宿は素泊まりにしました。
写真1-1-13 朝食3 写真1-1-14 朝食4
日本のビュッフェは、口に合うのでついつい食べ過ぎてしまいます。
●9:55福岡→15:00シンガポール SQ655便 B787-10 エコノミーシート
写真1-1-15 搭乗口 写真1-1-16 搭乗便
9時半前、55番搭乗口は、ラウンジのエレベーターを降りてすぐ。空港に到着して搭乗まで2時間以上あったのに、あっという間。
写真1-1-17 ウェルカム・ドリンク 写真1-1-18 機内食
左:離陸は10時15分。ほぼ満席。3列シート窓側と中間席は30代の日本人の仲間同士。バリ島へシンガポール・トランジットで、3泊5日の旅とのこと。今日、揺れは小さい。離陸後30分でウェルカム・ドリンク。
右:日本時間の12時前に昼食。
写真1-1-19 客席ディスプレイ 写真1-1-20 客席ディスプレイ
機内では、ミッション・インポッシブルを日本語吹き替え、英語字幕で2本見ました。
到着1時間前に、「急病患者が出たので、お医者様はいらっしゃいませんか。」とアナウンス有り。海上なのでどこかへ緊急着陸することなく、定刻シンガポール着。
1-2 Flughafen Singapur Changi シンガポール・チャンギ空港
●トランジットホテル Aerotel Singapore
写真1-2-1 客室 写真1-2-2 サニタリーは共用
左:一泊朝食付き約250ユーロ。トランジットエリア内とは言え強気の値段設定
右:共用のサニタリーはタイミングが悪いと床などの濡れていて閉口。掃除をリクエストするボタンがあったけど、対応なし。
写真1-2-3 夕食 写真1-2-4 朝食
左:セブンイレブンで食材を調達して客室で夕食。ただし日本と比べ商品構成が異なり、アイテムも少ない。客室でお湯が沸かせたのは助かった。
右:朝食のメインディッシュは選択制。他はビュッフェ形式。但しあまり口に合わず。
1-3 Bis Frankfurt フランクフルトまで
●10:55シンガポール→18:00フランクフルト SQ326便 A380-800
写真1-3-1 搭乗口 写真1-3-2 搭乗便
左:手荷物検査はスムーズ。搭乗待合室は俄然ドイツ人が多く、独語が飛びかいます。
日本人はちらほら。初めて乗る国際線プレミアムエコノミーで13時間のフライト。
右:A380ー800は初めて。2階はスイートとビジネス。1階はエコノミーと満席のプレミアムエコノミー。窓側は30歳前後のドイツ人女性。ニュージーランドへ5日間の旅を終えカールスルーエへ戻るとのこと。
写真1-3-3 ウェルカム・ドリンク 写真1-3-4 機内食1
プレミアム・エコノミーの食事は事前にネットで選択可。量が多く満腹。
写真1-3-5 客席ディスプレイ 写真1-3-6 機内食1
ミッション・インポッシブルを日本語吹き替えで2本。トランジットで1泊し、昼便なので長旅でも苦にならず。ただエコノミーとの金額相当の差があるとは思えない。
写真1-3-7 フランクフルト空港 写真1-3-8 乗り過ごしたカルバッハ駅
左:定刻18時降機。フランクフルトの天気予報は曇り、最高気温19度、最低気温9度。飛行機から降りた瞬間、ボーディングブリッジで感じる匂い、ドイツ語。五感で感じる全てが刺激的でもあり心地よい。日本での生活が一番だけど、ドイツ暮らしもまた興奮する。
右:空港の近距離駅で19時頃Sバーンに乗車。Hauptwache でU2乗換え。
スマホのローミング・サービスは、今回自動で繋がらず慌てました。O2は使えず、複数試してTelekom はOK。ただ試行中にうっかり「ローミング中にデータサービスに接続」をOFFにした間違いを下車駅に近づいて気づき危うかった。初日の宿は、スマホがオフラインでも到着できるようにしておくべきと反省。うっかり1駅乗り過ごし、一駅戻って Riedweise/Metronviertel 到着は20:04。6分ほど歩いて20:10宿着。
1-4 Relexa Hotel Frankfurt am Main リレクサ ホテル フランクフルト アム マイン
●立地を除けば、全てに満足できるホテル
写真1-4-1 外観(翌朝撮影) 写真1-4-2 客室からの眺め(翌朝撮影)
トラムの駅から近いので、バックパッカーでもOK。フランクフルト中心部から離れると、こんなにコスパのよいホテルに泊まれるのかと驚き。1泊朝食付き74.12ユーロ。
写真1-4-3 客室 写真1-4-4 サニタリー
左:部屋はツインルーム並みの広さ。カーテンとスタンドの柄が同じ。室温は22度程度。
右:モノトーンでまとめたサニタリーのバスタブで、長旅の疲れを癒すことができました。
写真1-4-5 夕食 写真1-4-6 TV画面
左:客室で夕食。フロントでビールを買ったら、同ブランドグラスも付けてくれました。
右:TVでは視聴者参加のクイズ番組で日本食に関する出題。Q:日本では朝食に、発酵大豆に辛子、醤油を混ぜ、ご飯と共に食べます。これは? Aノリ、Bニギリ、C納豆。
写真1-4-7 朝食会場 写真1-4-8 朝食
朝食ビュッフェは品数が多く、おいしい。立地を除けば、全てに満足した宿。ドイツ時間で床に就き、朝もドイツ時間で5時起床。このペースで時差ボケがなくなってくれれば。
1-5 Osnabrück オスナブリュック
ドイツ到着2日目。Eurail Global Pass flexible ユーレイルパス4日間2等の1日目を使います。フランクフルトを出発、ケルンの宿にリュックを預けて、2都市を周遊。ケルンの天気予報は薄曇り、最高気温21度、最低気温17度。長崎と比べると10度以上下がり快適。
●9:27フランクフルト中央駅→(ICE128)→10:33ケルン中央駅
写真1-5-1 フランクフルト中央駅 写真1-5-2 ICE車内ディスプレイ
アムステルダム行の2等は混雑。高速新線を時速約300kmで走り、ケルン着はほぼ定刻。
●11:11ケルン中央駅→(ICE202)→13:21オスナブリュック中央駅
写真1-5-3 ICE車内ディスプレイ 写真1-5-4 オスナブリュック中央駅
左:宿にリュックを預けてハンブルク・アルトナ行きに乗車。スピードは在来線。
右:6分ほど遅れてオスナブリュック中央駅に到着。散策には申し分ない青空。
●ヴェストファーレン条約が締結された都市。人口約17万人
写真1-5-5 市庁舎 写真1-5-6 平和の間
左:ヴェストファーレン条約が締結された市庁舎(1512)。市庁舎前のマルクと広場には仮設ステージが作られ、イベント開催中。
右:市庁舎内の Friedenssaal 平和の間。
写真1-5-7 ハールマンの泉  写真1-5-8 聖ペテロ大聖堂
左:Haarmannsbrunnen ハールマンの泉。鋼鉄工場主で市参事会員のハールマンが、坑夫の仕事に対する記念碑(1909)として寄贈とのこと。
右:後期ロマネスク様式の Dom St.Peter 聖ペテロ大聖堂(13世紀~)。
写真1-5-9 身廊 写真1-5-10 バラ窓
左:尖頭アーチ天井に、ゴシック様式の息吹を感じます。
右:見返りのバラ窓。1時間ほどの駆け足観光を終え、ビーレフェルトへ向かいます。
1-6 Bielefeld ビーレフェルト
●14:37オスナブリュック中央駅→(RB75)→15:53ビーレフェルト中央駅
写真1-6-1 昼食 写真1-6-2 ビーレフェルト中央駅
左:駅で買ったカプチーノ3.1ユーロとNussecke(直訳ナッツの角、焼き菓子)2.5ユーロの昼食。車中で検札があり、ユーレイルパスでローカル線に乗っているのが不思議なのか、どこまで乗るかと聞かれました。
右:駅舎正面の看板文字 seidensticker は、ドイツの伝統的なシャツブランドとのこと。
●人口約34万人の商業都市
写真1-6-3 旧市庁舎 写真1-6-4 市立劇場
左:旧市庁舎(1904)ネオルネッサンスとネオゴシックのコンビネーションが美しい。
右:ユーゲントスティール様式の市立劇場(1904)。同年の旧市庁舎との対比が面白い。
写真1-6-5 新都市マリエン教会 写真1-6-6 内陣
左:Neustädter Marienkirche 新都市マリエン教会(1293~)。同市最大の教会とのこと。
右:正面の祭壇は手が込んでいて美しい。
写真1-6-7 パイプオルガン(2017) 写真1-6-8 夕食
右:ケルンへ戻りのICEが20分遅れるので、駅前のスタンドでケバプと缶ビール。
●17:28ビーレフェルト中央駅→(ICE546)→19:36ケルン中央駅
乗客は多め。列車内で携帯が鳴り、宿から週末のチェックインは20時までとの連絡。その後、鍵の受け渡しのメールが来ました。列車はエッセンに寄らずショートカット。それでもケルン到着は、1時間半遅れの21時頃。宿に着くと、預けていたリュックは部屋に入れてありました。後はシャワーを浴びて寝ました。
1-7 Hotel Merian ホテル・メリアン
●中央駅そばのエコノミーなビジネス・ホテル
写真1-7-1 外観 写真1-7-2 客室からの眺め
春に続き、同じホテルに3泊。中央駅から300m、4~5分ほど
写真1-7-3 客室 写真1-7-4 サニタリー
一泊素泊まり106.7ユーロ×3泊。シーズンによって異なるのか、春より1泊あたり13ユーロも高い。建物は古いものの、サニタリーはリフォーム済み。
1-8 Bad Homburg(Spa) バート・ホンブルク(スパ)
ドイツ到着3日目。ケルン終日滞在を変更して27(土)で行く予定でいたバート・ホンブルクのスパへ。ユーレイル2日目を使います。到着地に近いフランクフルト・アム・マインの天気予報は快晴。所により曇り・一時雨。最高気温23度、最低気温13度。
●ケルン中央駅→(普通)→7:44ケルン・メッセ→(ICE527)→8:48フランクフルト中央駅
写真1-8-1 ICE車内ディスプレイ 写真1-8-2 列車内で朝食
ICE2等車は立ち席も多い。運よくフランクフルト空港までの空席を見つけて着席して、ケルン中央駅の Rewe to go(コンビニ)で調達した朝食。サンドイッチ3.9ユーロ、フルーツ・ミックス2.59ユーロ、カプチーノ2.5ユーロ、計8.99ユーロ。円安でなんでも高く感じるけど、このフルーツミックスはお手頃な値段(約450円)。
●フランクフルト中央駅→(S5西駅乗換)→バート・ホンブルク駅
写真1-8-3 フランクフルト西駅 写真1-8-4 バート・ホンブルク駅舎
左:フランクフルト中央駅からバート・ホンブルクまでが遠かった。S5の列車がなかなか来ない。乗ったら途中で打ち切り。「次の列車に乗って。」とのアナウンス。Frankfurt am Main West フランクフルト西駅で次の列車を待ちます。
右:10時過ぎやっとバート・ホンブルク駅についたら小雨。昨日は傘を持って出かけて降られなかったので、今日の天気予報では大丈夫だと思って傘は持たず。小雨になるのを待って1km、15分ほど歩きました。
●Taunus Therme タウヌス・テルメ(スパ)
カジノもある温泉保養地で有名な地の伝統あるスパ。タウヌスとはフランクフルト郊外の山地名。
写真1-8-5 スパ入口 写真1-8-6 スパ入口
極東アジアなムードの建屋。同時に入館した女性がロッカーの使い方など丁寧に教えてくれました。サウナは別料金。しかもFFK(全裸エリア)なので、温水プールだけにしました。全体としてケルンのクラディウス・テルメが良く、遠方からわざわざ行くこともなさそう。話のネタには良かった。
●13:04バート・ホンブルク駅→(S5)→13:26/13:32フランクフルト中央駅
写真1-8-7 昼食 写真1-8-8 バート・ホンブルク駅
左:帰り、バート・ホンブルク駅で昼食。カプチーノ3.1ユーロ、Kakao Gletscher(直訳カカオの氷河)。ベーカリーチェーン Wiener Feinbäckerei Heberer の独自商品らしい。ココアクリームのパイ生地包み。「フォークが欲しい。」と言ったら、「手で食べるのよ。」と笑いながらフォークを渡してくれました。
右:帰りの列車の接続はスムーズで、13:50フランクフルト空港長距離駅着。
●→フランクフルト空港駅13:44→(ICE722)→ケルン・メッセ→(普通)→ケルン中央駅
写真1-8-9 ケルン・メッセ駅(下車) 写真1-8-10 ケルン・メッセ駅(乗車)
左:予定では14:10空港駅→(ICE108)→15:05ケルン中央駅に乗るところ、40分遅れのエッセン行きICE722がホームにいたので飛び乗りました。乗客は多めながら着席。14時06分発車。15時前ケルン・メッセ到着。列車は約40分遅れですが、結果としてほぼ予定どおりケルン帰着。どの列車でも乗れるので、ユーレイルの使い勝手が光ります。
右:ケルン・メッセ駅の11番ホームから出発する列車は全て中央駅を経由。
写真1-8-11 夜のアイゲルシュタイン 写真1-8-12 夕食
左:宿へ戻ったら、昼にスパに入ったせいか、しっかり寝てしまい、22時頃起きてREWEで晩御飯を買い出しへ。夜のアイゲルシュタインは、一人歩きでも危険を感じません。もちろん貴重品の取り扱いなど一般的な身構えは必要ですが。REWEの出口のシステムがたった半年で変わっていて驚き。レシートを出口のセンサーにかざすとゲートが開きます。
右:カップ麺 Gulaschtoph 1.49ユーロ、フルーツ・ミックス1.99ユーロ、瓶ビール1.19ユーロなど。
1-9 Esslingen am Neckar エスリンゲン・アム・ネッカー
ドイツ到着4日目。ユーレイル3日目を使いシュトゥットガルト近郊のエスリンゲン・アム・ネッカーとポルシェミュージアムを訪ねます。シュトゥットガルトの天気予報は曇り。最高気温17度、最低気温9度。ケルンからわざわざシュトゥットガルトまで日帰り鉄道旅をするかなという点では、できるだけ遠方まで乗ってユーレイルパスを使い倒したい乗り鉄です。
●6:55(7:04)ケルン中央駅→(ICE101)→8:23(8:37)マンハイム中央駅(赤字は実際)
写真1-9-1 朝食 写真1-9-2 ケルン中央駅
左:朝食は昨晩 REWE で買ったサンドイッチ2.2ユーロとギリシャ・ヨーグルト(水分を抜いた固め)1.55ユーロを客室で済ませました。
右:連日の列車の遅れで、行程が乱れることが分かったので、1時間早めて7時過ぎにケルン中央駅を発ちます。バーゼル行きは既に9分遅れ。
●8:26(8:48)マンハイム中央駅→(ICE711)→9:18(9:38)シュトゥットガルト中央駅
写真1-9-3 ICE車内ディスプレイ  写真1-9-4 マンハイム中央駅
マンハイムは14分延着。予定の便ICE591ミュンヘン行きに乗り継げず、次発のICE711シュトゥットガルト中央駅行きに乗車。この列車も約20分遅れ。なおこの列車はケルン中央駅6:11始発で、リンブルク経由の未踏破のレアな路線を走る列車
●10:00頃シュトゥットガルト中央駅→(S1)→10:21エスリンゲン駅
写真1-9-5 シュトゥットガルト中央駅  写真1-9-6 エスリンゲン駅
左:シュトゥットガルト中央駅は、ホームを頭端式から地下の通過式へ作り変える大工事中(Stuttgart21、27年7月完成予定)。そのためSバーンへの乗換えに10分以上歩きます。
右:ケルン中央駅を出発して約3時間20分。エスリンゲン到着
●中世の面影が残る町。人口約9万6千人
写真1-9-7 シェルツ門  写真1-9-8 聖デォニス市教会
左:Schelztorturm シェルツ門(1228)。綱渡りのオブジェが印象的。
右:Stadtkirche St.Dionys 聖ディオニス市教会(14世紀前半)。二つの塔を結ぶ架け橋は珍しい。両塔の傾きを緩和するためらしい。
 写真1-9-9 聖デォニス市教会内陣  写真1-9-10 聖デォニス市教会内陣
左:堂内へ。凝った造形は見ごたえがあります。
右:パイプオルガン本体は更新されても、ロココ調装飾はそのまま残されているらしい。
 写真1-9-11 マルクト広場
マルクト広場の背後にはブドウ畑。絵になる構図。
 写真1-9-12 旧市庁舎  写真1-9-13 ヴォルフス塔
左:Altes Rathaus 旧市庁舎(1420)。カリヨン付き天文時計はドイツで現役最古らしい。
右:Wolfstor ヴォルフス塔(1220)。市内に残る最古の塔
街歩きに程よい大きさの古都、もう少し古い建物がまとまってあると雰囲気が増すけど、建て替わった建物も多く、ちょっともったいない。
 写真1-9-14 ロスネッカー運河  写真1-9-15 プリエンザオ塔
左:ロスネッカー運河に架かる橋 Innere Brücke の上にも建物があり、独特の景観。
右:Pliensauturm und Pliensaustr. プリエンザオ塔(1236)と同名の通り
約1時間の散策を終え、Sバーンを乗り継いで、ポルシェ・ミュージアムへ。
1-10 Porsche Museum ポルシェ・ミュージアム
11:18エスリンゲン駅→(S1)→11:35/11:48シュトゥットガルト中央駅→(S6)→11:58ノイヴィルトハウス(ポルシェ広場)駅
写真1-10-1 シュトゥットガルト駅 写真1-10-2 ポルシェ広場駅
昨日フランクフルトのSバーンは、ダイヤの乱れにうろたえましたが、シュトゥットガルト周辺は整然と走っています。以下 Neuwirtshaus(Porschepl.)はポルシェ広場駅と省略。
写真1-10-3 館内
12年前に一度訪れたものの、うっかり月曜日の休館日だったので、リベンジ。火曜日にもかかわらず館内はにぎわっています。定番のスポーツカー、レーシングカーの他にいろいろなタイプの車両展示があって面白い。
写真1-10-4 スーパー・トラクター 写真1-10-5 VWT2 消防隊用
左:Porsche-Diesel SuperL 318 Schnittmodell(1960) 通称「ポルシェ・トラクター」の中でも、「スーパー」シリーズのモデル
右:企業消防隊用に改造されたフォルクスワーゲンT2。ポルシェでも本社工場他で使われているとのこと。
写真1-10-6 ヤークトワーゲン 写真1-10-7 911 Turbo LEGO Big Brick
左:Porsche 597 Jagdwagen ポルシェ・597・ヤークトワーゲン(1955)。軍用に開発されたものの、高価だったので71台しか製造されず、希少車種
右:Porsche 911 Turbo LEGO Big Brick(2018)。レゴブロックの中でも人気モデルの実物大版。案内板によれば「本物の1,300kgに対して290kgしかないので、確実に早く走れる。」とあり、笑いを誘います。ここも約1時間の滞在でケルンへ戻ります。
12:46ポルシェ広場駅→(S6)→12:57/13:23シュトゥットガルト中央駅→(ICE576)→14:35フランクフルト空港長距離列車駅
写真1-10-8 ポルシェ広場駅 写真1-10-9 列車内で昼食
左:ミュージアムは駅横で便利ですが、帰りの列車を待つ間、風が冷たい。半袖・半ズボンの人もいれば、ダウンを着た人もいました。
右:シュトゥットガルト中央駅で買ったサンドイッチなどを列車内でいただきます。駅売店などのタッチ決済では、だれもレシートをもらわないので明細不明。
●14:41フランクフルト空港長距離列車駅→(ICE14)→15:33ケルン中央駅 
写真1-10-10 ICE車内ディスプレイ 写真1-10-11 夕食
左:フランクフルト空港長距離駅では乗換時間6分で Bruxelles-Midi ブリュッセル南駅へ乗り継ぎ。17:15ケルン帰着の予定を前倒しで進めたら、ダイヤ通りに走ったのでケルン中央駅着15:33。
右:REWEで調達した食材で客室で夕食。日本ではめったにカップめんは食べないけど、ドイツへ来ると食べたくなります。ビーフ味のカップ麵1.19ユーロ。手前中央は、甘党の私のお気に入り Grand Dessert 1.19ユーロ。ポテトチップス0.89ユーロ。
1-11 Bad Homburg(Welterbe) バート・ホンブルク(世界遺産)
ドイツ到着5日目、一旦ケルンの宿を引き払い、車を借りて、9泊10日のドイツ国内旅行。今日はバート・ホンブルク(世界遺産)、ビューディンゲンに立ち寄って、シュヴェービッシュハル(SHA)郊外の宿まで約450km走ります。到着地SHAの天気予報は曇り。最高気温17度、最低気温9度。明日からは回復に向かい気温も上がる模様。
写真1-11-1 ホテルで朝食 写真1-11-2 U Dom/Hbf
左:朝食は昨晩REWEで調達したサンドイッチ1.9ユーロ、ヨーグルト0.59ユーロ、マギーのカップ麺1.49ユーロ。
右:Avisのケルン中央駅営業所は閉鎖されたため、郊外の営業所へ向かいます。U5のトラムで Sparkasse Am Butzweilerhof まで。
写真1-11-3 レンタカー 写真1-11-4 レンタカーのディスプレイ
左:ネット予約していた貸し出しは、アッという間でした。
右:8時15分頃出発。最初の訪問地バート・ホンブルクまで190km2時間の予定。
写真1-11-5 ザールブルク城砦
ローマの遺跡リーメス Römerkastell Saalburg。バート・ホンブルクのスパは2日前に訪れましたが、世界遺産はは車が楽なので、分けました。次のビューディンゲンまでは43km、1時間。
写真1-11-6 休憩 写真1-11-7 昼食
左:バート・ホンブルクへ向かう途中の9時過ぎ Rasthof Königsforst Westで休憩。カプチーノ3.99ユーロ、Ricola飴2.99ユーロ。計6.98ユーロ。サービスエリア価格です。
右:12時過ぎ、バート・ホンブルクとビューディンゲンの中間 Niddatal ニッダタールのディスカウント店 Netto で昼食。レシートは無く、カード請求額は5.5ユーロ。
1-12 Büdingen ビューディンゲン
●戦火を逃れた旧市街地、人口2万3千人。
写真1-12-1 フォアシュッタット
上:Vorstadt スカイラインがそろった木組みの街並み。
左(写真1-12-2):町のあちらこちらにカエルの像。堀が多くカエルが多かったので、町のマスコットになったとのこと。また、市壁、門など中世の都市防衛施設の多くが状態よく残されています
写真1-12-3 石の家 写真1-12-4 ウンター門
左:正面奥は Steinernes Haus 石の家(1511)。ビューディンゲンで最も古い石造住宅
右:Untertor ウンター門(1503)。
写真1-12-5 ビューディンゲン城 写真1-12-6 聖マリア教会
左:ビューディンゲン城(16世紀)。現在でも領主の子孫が住み、一部はホテルとのこと。
右:聖マリア教会(1491)。
写真1-12-7 聖マリア教会内陣 写真1-12-8 聖マリア教会内陣
左:後期ゴシック様式の質素な内陣。
右:正面玄関上のパイプオルガン(1971)。今日の宿まで191km、2時間。
1-13 Hotel-Restaurant Haus Nicklass ホテル・レストラン・ハウス・ニクラス
写真1-13-1 本館 写真1-13-2 泊まった別館
左:家族経営で、本館、別館があり、レストラン、スパなどは本館にあります。
右:泊まった別館。もともと別館で営業していて、道路対面に拡張した模様。今は客室のみ。
写真1-13-3 別館の中庭 写真1-13-4 客室からの眺め
客室は中庭に面し静か。ぐっすり眠りました。
写真1-13-5 客室 写真1-13-6 客室
1泊朝食付き79ユーロ×3泊。今回の旅で最も安い宿でしたが、スパが充実し、朝食もおいしく、コスパの高い宿。
写真1-13-7 サニタリー 写真1-13-8 サニタリー
サニタリーは余裕のある作り。
●夕食~宿のレストラン
写真1-13-9 夕食 写真1-13-10 写真1-13-11
料理はPaniertes Schnitzel mit Pommes Frites und Salatteller als Kleine Portion serviert 13.2ユーロ。シュニッツェル、フライドポテト、サラダの小皿料理(シニアメニュー)。
ビールはHerbsthäuser EDEL Pils 北東へ24kmの所にある醸造所の生ビール 4.5ユーロ。
ワインは ”Nicklass Hausmarke” Riesling trocken, Pfalz 「自家ブランド」辛口リースリング、プファルツ州 5.5ユーロ。
〆はカプチーノ4.5ユーロで。チップ込み30ユーロでした。
●朝食
朝食1 朝食2
3泊したので、3泊分の朝食をまとめて掲載。品数が多いので、3泊しても飽きません。また私の口に合ってとてもおいしい。朝食は10ユーロ/食なのでコスパは高い。
これだけ朝にいただくと、昼・夜は軽く済ませます。
朝食3
1-14 Nachwort あとがき
●鉄道パスについて
今回の旅はドイツ内だけなのでユーレイル・ジャーマン・パスでもOKですが、たまたまユーレイル・シニアパスがディスカウントしていて、ジャーマンより安かったのでこれを使いました。ただケチって2等にしたら、凄い混雑。やっぱり1等にしておけばよかった。
●荷物
ここまでは、今のところリュックの重さは気にならず。キャリー付きスーツケースも考えたけど、両手が使え機動力が上がるので、できればこのスタイルで旅を続けたいと思ったのですが・・・
このページ2025年10月作成。
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