Stammtisch ドイツ語研究会

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>2004年11月号 再帰動詞、Q&A、ホッツェンプロッツ


やっかいな再帰動詞(reflexives Verb)。Ich freue mich.(直訳:私は私を喜ばせる→私は嬉しい)が代表的。
日本人の感覚だとIch freue だけでいいと思うのですが、割り切って「Ich freue mich.」をひとつの固まりとして覚えておりました。
NHKラジオドイツ語講座2004年6月号p.45に境一三先生のわかりやすい解説を見つけました(文字化けを防ぐため、ウムラウト文字は置き換えています)。
Er waescht ihn.「彼は他の男の体を洗う」
Er waescht sich.「彼は(自分の)体を洗う」
Ich wasche ihn.「私は他の男の体を洗う」
Ich wasche mich.「私は(自分の)体を洗う」

こちらは3格支配
Er waescht ihm die Haende.「彼は他の男の手を洗う」
Er waescht sich die Haende.「彼は(自分の)手を洗う」
Ich wasche ihm die Haende.「私は他の男の手を洗う」
Ich wasche mir die Haende.「私は手を洗う」
並べて見比べるとわかりやすいですね。

OKWebのサイトにドイツ語学習のQ&Aがありました。
ドイツ語を学ぶのにいい参考図書ありませんか?
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=852965
ドイツ語の勉強の仕方
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=850957
NHKの外国語講座などの独学学習法は意味あるのか?
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=850884

ドイツ関連のメルマガ配信サイト
http://www.melma.com/cat/00000197/
Hallo! 毎日一回、ドイツ語新聞記事を読む、楽しむ
ドイツ語で演説を読む

「ヒット映画でドイツ語」。
http://www.mirisera.com/hittoeiga/
このサイトで紹介している「教材」は中級向けです。私はこの「教材」を購入し、毎日楽しく聞いています。

小学校3年生になる下の娘が、借りてきた学校図書をテーブルに置いていて、何気なく目にとまりました。
「大どろぼうホッツェンプロッツ プロイスラー作 中村浩三訳」、「ドイツの物らしい」と直感した私は、本を開いて内表紙を見ると、”Der Raeuber Hotzenplotz” Otfried Preussler とあります。
ネットで調べると、本国ドイツはもちろん、日本でもご存じの方が多いようですね。
このメールを読まれている方の中にも既にご存じの方も多いと思います。
以下のような記事がありました。
少年カスパールと親友ゼッペルが、悪名高い大泥棒ホッツェンプロッツを相手に、おばあさんのコーヒー挽きを取り返すために、少年らしい勇気と知恵で活躍するお話。
ドイツ独特の魔術を含んだ空気が全編に流れているのが心地よく、更に軽快な話のテンポ、そして憎みきれないユーモラスな悪漢たちの個性が、読者を本の世界にぐいぐい引き込んでいきます。ドイツトウヒの神秘的な森の中で繰り広げられるこのお話は、少年少女だけではなく、大人でも楽しめるものです。優しく素朴なドイツ文化の描写には、是非ご注目ください。お話の中に出てくるおいしそうなドイツ料理に心うばわれたものです。


私も、中村先生の素晴らしい訳に魅了されました。一方、原文のドイツ語ではどんな表現になっているのだろうと気になり、一度原文で読んでみたいなと思っています。

Je mehr man Deutsch lernt, desto interessanter wird es.
ドイツ語を学べば学ぶほど面白くなる。
独検2級にあった文章です。こんな気分で学んでいきたいですね。

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