Stammtisch ドイツ語研究会

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>2004年9月号 ベートーベン、超英語法、笑い話


さて、ドイツ語をカタカナで書くと、いったい何のことか分からない例は「アイネクライネナハトムジーク」で以前ご紹介しました。
このメールをご覧になっていらっしゃる方は音楽関係も多いので既にご存じだと思いますが、「コールユーブンゲン」は「Choruebungen」と書きます。つまり「Chor+uebungen(合唱+練習)」です。少しドイツ語を勉強すると、なるほどとよく分かりますよね。発音は「コール+ユーブンゲン」。
Beethoven(ベートーベン)はいかがでしょう。こちらも音楽関係の方はご存じだと思いますが、先日偶然ネットで見つけました。普通は「bee+tho+ven(べー+トー+ベン)」と言っていますよね。でもドイツ語の綴りには見えませんね。そのネットの記事によれば、オランダ語系の名前で「Beet+hoven(ベート+ホーフェン)」と発音するそうです。ドイツ人と「ベートーベン」の話をするときは「ベートホーフェン」と言わないと通じないようですね。

野口悠紀夫先生の「超英語法」を読んでいて、この先生ドイツ語もかなりおできになるようで、以下の様な記述がありました。
ヘルマン・ヘッセの「メールヒェン」にある「詩人」(Hermann Hesse,Der Dichter,Maerchen)は高校生のときに全文暗記した。ドイツ語では言葉自体が持つ音楽的な美しさに魅了される(「魔笛」のドイツ語の台詞など、ゾクゾクする)。
ある段階まで達すると、英語と日本語とどちらで聞いているのか、意識しなくなることがある。「こういう内容のことを聞いたのだが、いったい日本語で聞いたのか英語で聞いたのか」と、後になって区別できない。そうした段階に達するまで、ぜひ勉強を続けよう。

と書かれていて、「英語」を「独語」に置き換えて読めば、目標が見えてきますね。
目標が高すぎで挫折しそうですが、お互い頑張りましょう

私は、今11月の独検2級に向けて勉強しています。そのテキスト(独検2級合格講座、三修社)に笑い話がありました。
初心者の方にはちょっと難しいと思いますが、このメールの最後にご紹介します。日本語訳は次回のメールでご紹介します。
文明化された人食い人種
Zwei Weltreisende, die Afrika durchqueren, haben sich verwirrt und sind Kannibalen in die Arme gelaufen. Zitternd stehen sie vor dem Haeuptling. Doch der sagt: Wir sind ein zivilisierter Stamm, der seit Jahren Entwicklungshilfe bekommet. Deshalb muessen Sie nicht glauben, dass Sie in den Kochtopf wandern. Erleichtert atmen die beiden Reisenden auf. Da fuegt der Haeuptling hinzu: Wir besitzen selbstverstaendlich einen Mikrowellen-Grill.
Tips
Kannibale:(男)人食い[人種]
人3格in die Arme laufen:思いもかけず人に出くわす
in den Kochtopf wandern:深鍋に入れられる


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